2010.12.23

蜂の巣駆除(スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチetc)
ネズミ駆除/ハトの巣駆除、ネット設営/シロアリ駆除
猫の侵入対策/捕獲・撤去(ヘビ、虫etc)
にょろにょろ系のお嫌いな方、スミマセン。
ヘビの捕獲作業のお話です。
写真のヘビはアオダイショウです。
体長約90cm。
秋になると冬眠の為の場所探しと餌の確保で彼らも一生懸命の様子。
暖かい家の中へと入ってきてしまうこともしばしば。
まさに招かれざる客です。
嫌われることの多いヘビですが、
ヘビは昔から家の守り神とも言われ、
床下や屋根裏に居た方が縁起が良いとされる説もあります。
確かにネズミなどの被害はヘビの居る家では少ないですから、
メリットはあります。
とは言え嫌いな方にとっては同じ屋根の下で過ごすなど出来るはずもありませんね。
そんな方はご一報ください。
お力になります。
今回はアライグマの捕獲についてご紹介します。
お客様からのお電話は、
「天井裏で大きな動物がバタバタと走っている。
お風呂の天井を踏み抜いた 何とかして欲しい」
というものでした。
早速現地で確認してみると上の写真のように風呂の天井の板が破壊されています。
すぐに天井の一部を開けて天井裏へ。
するとありました、痕跡です。
長めの指の跡、はっきりとした5本の指。
間違い有りません、アライグマです。
この足跡は前足ですね。
こちらの中央付近の足跡は先程のものよりも長いのがお分かりになるでしょうか。
これは後ろ足です。
アライグマの足跡は人に良く似ていますね。
彼らは屋根の上を伝って移動することも多いので侵入経路、移動経路を確認すべく登ってみました。
するとそこにはやはりありました。
瓦の中央部に5本の爪の跡と脇に指で擦ったような跡。
さらに探してみるとありました。
明瞭な足跡。
これで種の特定は間違い有りません。
アライグマです。
このような状況で想定される動物はアライグマ、ハクビシン、アナグマ、タヌキ、イタチなど居ますが、
それぞれの性質に合わせた対策が必要です。
それを調べるのに足跡はとても有効です。
さて、相手がはっきりしたことで対策の方向性が分かりました。
彼らは手先が器用で尚且つ力も強いのでその辺りに注意して対策をします。
出入り口を一カ所を除き金網で塞ぎ追い出しに掛かります。
今回は建物が非常に大きく時間が掛かってしまいましたが、
数時間で追い出し出来ました。
すぐに全ての出入り口を塞ぎます。
しかしここで注意しなければならないのは一頭だけとは限らないという事です。
案の定、その夜に天井裏で動く音が聞こえたと連絡がありました。
すぐに伺うと塞いだ出入り口に仕掛けた足跡トラップに痕跡が。
お客様と相談の結果、天井裏での捕獲を試みます。
罠を仕掛け3日目、ついに罠に掛かりました。
大きなアライグマでした。
全国でアライグマの繁殖、定着が問題となっております。
この地域でも次第に目撃情報が増えているようです。
被害が大きくなる前に対策する事が大事です。
ご相談に乗ります、お気軽にお声掛けください。